1.ネットワークエンジニアとは

会社のネットワークの環境を整備する方法が分からない、ネットワークに接続ができないなどのトラブルでお困りではないでしょうか？

そのようなときにネットワークエンジニアを採用しておくとスムーズにトラブルに対応してもらうことができます。

ネットワークエンジニアとはネットワークを構築、運用することを専門にしているエンジニアのことを言います。

エンジニアというとコーデイングのみをするイメージがあるかもしれませんが、ネットワークエンジニアはルータやオフィスに引いてあるケーブルなどパソコン内だけでなく、機器の設定や配置を考えます。

またネットワークがつながらなくなってしまった際に対応をするのもネットワークエンジニアの仕事になります。

会社でホームページや通販サイトを運営している場合にネットワークの接続が切れてしまえば、顧客からの信頼を失いかねません。

このようなときにネットワークの接続を整えるエンジニアがいれば心強いのではないでしょうか？

2. ネットワークエンジニアができること 

ネットワークエンジニアの仕事はネットワークの設計、ネットワークの構築、ネットワークの保守・運用の3つに分けることができます。

①ネットワークの設計

まずネットワークの設計ではクライアントや経営者の要望に応じて、ルータの種類や数、使用する回線を決めます。

決めたルータや回線を基に回線の費用などのインターネットの維持にかかる費用の算出やネットワークの構築をし終えるまでの予定を決定します。

②ネットワークの構築

ネットワークの設計のフェーズで決めたルータや回線を実際に設置していきます。

大企業など拠点がたくさんある企業ではそれぞれの拠点を結ぶために数か月の時間がかかることもあります。

どれだけの時間がかかるのかは企業の規模や拠点の数によって異なりますので、ネットワークの設計の段階でしっかりとスケジュールを作ることをお勧めします。

ネットワークの構築が済めば接続ができるかのテストを行い、ネットワークの運用を開始していきます。

③ネットワーク保守・運用

ネットワークの保守・運用の業務ではネットワークやサーバーに異常がないかを点検します。もしもネットワークのトラブルがあった場合にはそれに対応をします。

このフェーズでの業務内容はマニュアルが作成されていることが多く、ネットワークエンジニア未経験者でも担当をすることのできるフェーズになります。

3.年収と自社で育成した際にかかる時間 

ネットワークエンジニアの平均年収は450万円です。

自社でネットワークエンジニアを育成するのであればTCP/IP 、OSI参照モデルの知識を本など用いて身につけなくてはなりません。

またネットワークの仮想化を考えている場合にはRuby、Java、Pythonなどの言語の習得が必要になります。

（言語の習得時間には個人差がありますのであくまで目安としてお考え下さい。）

育成時間の内訳

• TCP/IP　基礎知識であれば5時間程度
• OSI参照モデルの知識
• クラウド化に対応できるスキル
• Ruby　200時間
• Java　500時間
• Python　300時間

4.まとめ

いかがでしたでしょうか？

サービスやサイトの運営を安全に行うにはネットワークの接続を専門にしているネットワークエンジニアが必要になります。

最近では物理的にネットワークを構築するのではなく、クラウド上にネットワークを構築する動きが注目されています。

クラウド上にネットワークを構築することを検討されている方はプログラミング言語を習得しているネットワークエンジニアを採用することをお勧めいたします。

また昨今ではセキュリティ対策として求められるレベルが高くなってきていますのでネットワークが外部の人間から干渉されないためにもネットワークエンジニアを雇い、対策を立てるべきだと言えるでしょう。

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