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テレワークのPCは会社が用意すべき?私物か会社支給か、メリット・デメリットを徹底解説!

2021.11.12
  • 組織
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近年、大企業だけでなく、中小企業においてもテレワークを実施し始めている企業が増えてきています。

そして、テレワークを始めようとする企業の中でもよく議論となるのが、どのような環境、ツールを使ってテレワークを実践していくかということです。

特に、テレワークにおいて、具体的にパソコンをどのように準備していくかは非常に重要なポイントになります。

そこで今回は、テレワークを導入するにあたり、仕事に使用するパソコンを私物にするべきか、会社支給にするべきかについて、それぞれのメリット・デメリットを交えながらお伝えしていきます。

1.テレワークとは

テレワークとは「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語になります。

働き方改革や、感染症対策などを目的に、近年は中小企業でもテレワークを導入している企業が増えてきています。

また、一括りにテレワークといっても様々な種類があります。

自宅で仕事をする在宅勤務や、移動や移動の間に仕事をするモバイルワーク、コワーキングスペースなどを活用してオフィス以外で仕事をするリモートワークなどもテレワークに該当します。

最近ではワーケーションと呼ばれる、リゾートで行うようなテレワークの形も登場しています。

2.テレワークを進める方法

テレワークを推進するためには、いくつかの方法があります。

詳しくは下記のページにまとめていますで、参考にしてみてください。

また、テレワークを推進する最初のステップとして、会社以外の場所で使用するパソコンをどのように手配するかがポイントになります。

いつもオフィスで使っているパソコンがノートパソコンであれば、それを持ち出して仕事をするという選択肢もありますし、会社のパソコンがデスクトップであれば、テレワーク用に新たにパソコンを用意するという手もあるでしょう。

また、従業員に私物のパソコンを使ってもらうというやり方もあります。

通信環境以外に、こういったパソコンなどの機器もテレワークに取り組むためには準備する必要があると言えるでしょう。

では、テレワーク用のパソコンは従業員の私物と、会社から支給するのでは、どちらが良いのでしょうか?

次の章でそれぞれのメリット・デメリットを含めて解説していきます。

3.テレワークに私物パソコンを利用するメリット・デメリット

まずは、テレワークを従業員の私物のパソコンで進める際のメリット・デメリットについてです。

《メリット》

①コストが抑えられる

まず大きいメリットは、会社としてのコストを抑えることができるという点です。

中小企業だとしても、同時に従業員全員分のノートパソコンを新たに購入するには相応のコストが発生します。

しかし、従業員が普段使っているパソコンを使ってもらうことができれば、その分コストを抑えることができるでしょう。

②従業員にとっては操作しやすい

私物のパソコンを使うことは、従業員にとって使いやすいというメリットがあります。

いつもプライベートで使っているパソコンであれば、自分好みの拡張機能や、ショートカットの設定を行うことができるため、効率良く仕事を進めることができるでしょう。

また、新しく操作を覚える必要もほとんどないため、スムーズにテレワークに移行することができるでしょう。

《デメリット》

①セキュリティ面のリスクがある

テレワークに私物パソコンを使う最も大きいデメリットは、セキュリティに関するリスクです。

会社の重要な情報を従業員の私物のパソコンに移動させるとなると、情報漏洩のリスクは高くなるでしょう。

また、私物のパソコン自体のウイルス対策などが図られていない場合もあるため、ハッキングなどの危険性も高まります。

私物のパソコンをテレワークで使用する際には、セキュリティに対するルールの設定とともに、従業員のリテラシー底上げのための研修などを実施すると良いでしょう。

②従業員がパソコンを持っていない可能性がある

そもそも従業員全員がパソコンを持っていないと、私物のパソコンを使用してのテレワークは成立しません。

社会人でパソコンを持っていない人などいるのか、と思う方もいるかもしれませんが、若い世代においては、スマホやタブレットなどで最低限のことはできるため、パソコンを持っていないという人も少なくありません。

そういった場合に、従業員に「パソコン準備してください」と丸投げしてしまうと会社に対する不安が発生する可能性は高いです。

私物のパソコンを持っていない従業員に限っては会社からパソコンを支給するなど、対策を予め考えておくべきでしょう。

4.テレワークに会社支給パソコンを利用するメリット・デメリット

ここからはテレワークを会社支給のパソコンで実施していく際のメリット・デメリットについてご紹介します。

《メリット》

①セキュリティ対策が図れる

まず会社支給のパソコンを使うメリットとしては、セキュリティ対策が挙げられます。

予めセキュリティソフトや外部メディアとの接続制限を設定しておけば、私物のパソコンを利用するよりも安心できるでしょう。

また、VDIサーバーなどを活用してテレワークの環境を整備すれば、よりセキュリティ面で問題が起きる可能性を減らすことができるでしょう。

②従業員の環境を揃えることができる

セキュリティ環境なども含めですが、会社支給のパソコンであれば従業員全員の環境を揃えることができます。

私物のパソコンのスペックが低く、仕事をするために十分な機能を揃えていない場合、生産性の低下や、コミュニケーションに遅延が発生する可能性があります。

しかし、会社支給のパソコンであれば、会社側で一定以上のスペックを担保することができるため、Web会議で一人だけつながりづらいといった事態になることを防止することができるでしょう。

また、会社支給ですべてのパソコンの型を統一しておけば、故障などのトラブルが起きた際にも素早く対処することができるでしょう。

《デメリット》

①導入コストがかかる

会社支給でパソコンを用意する一番のデメリットは、やはりコストです。

従業員全員分のパソコンを用意し、セキュリティ対策のソフトウェアを導入し、その後のサポートまで手配するとなると、中小企業にとっては多額のコストがかかることになるでしょう。

もちろん、従業員の数が多くなればなるほど、その負担は大きくなります。

0からすべて用意するとなると、それ相応のコストを覚悟しておく必要があるでしょう。

②生産性が落ちる可能性がある

普段オフィスでデスクトップを使って仕事をしている方に、テレワーク用で別のノートパソコンを支給するとなると、普段と使い勝手が違うため、生産性が落ちる可能性があります。

また、パソコンの型が違えば、今まで使えた機能が使えないなどのトラブルが発生する可能性もあります。

加えて、新たに支給されたパソコンを自分自身が使いやすいようにカスタマイズしていくことに新たに工数がかかることも考慮しておくべきでしょう。

会社支給のパソコンでのテレワークでは、一時的に生産性が落ちる可能性があることを頭にいれておきましょう。

5.まとめ

いかがだったでしょうか?

いざテレワークを始めようと思った際に、仕事に使うパソコンをどのように手配するかは、当然ではありますが非常に重要です。

私物のパソコンを使うのか、会社でパソコンを支給するのか、それぞれのメリット・デメリットを考慮した上で、テレワークを推進してみてはいかがでしょうか。

また、デジタル人材採用.comでは、テレワークの導入をサポートしております。

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