データの整理に必要なデータベースエンジニアとは?年収や役割を解説!

2021.11.12
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データベースエンジニア

1.データベースエンジニアとは

企業に蓄積されているデータの管理ができずにお困りではないでしょうか?

経営の施策を立案する際に蓄積されている大量のデータから必要なデータを引っ張り出してくることが出来なければデータを保存しておいても意味がありません。

また今後使うことのない無駄なデータを保存してしまうと、無駄なサーバー費用がかかってしまします。

データベースに関するこのような悩みはデータベースエンジニアを採用することで解決します。

データベースから必要な情報を抽出し、データベースの整理整頓を行うことが業務内容であることから「図書館の司書」と例えられるデータベースエンジニアの仕事内容についてみていきましょう。

2.データベースエンジニアができること

データベースエンジニアの仕事内容は大きく3つに分けて考えることができます。

  • データベースの設計・開発
  • データベースの管理
  • データベースの運用

データベースの設計・開発

データベースの設計・開発ではMicrosoft SQL ServerやOracleなどのデーベースの管理システムを用いて設計と開発を行います。

ここでは経営者や責任者にヒアリングを行い企業に合ったデータベースの設計を行います。

データベースの管理

データベースの管理ではデータベースが使いやすくするために効率化をします。

具体的にはデータの量に合わせて最適な容量を決め、データをどのように仕切るかを考え、どのような順番でデータを整理すればデータが使いやすいかを考えます。

他にはデータベースへの攻撃を防ぐためにもセキュリティ対策も行います。

データベースの運用

データベースの運用ではデータベースへのアクセス権の管理や、データのバックアップの作業のことです。

3.年収と自社で育成した際にかかる時間

データベースエンジニアの平均年収は550万円です。

データベースエンジニア平均年収・育成にかかる時間

自社でデータベースエンジニアを育成しようと考えた際にかかるは110時間です。

(言語の習得時間には個人差がありますのであくまで目安としてお考え下さい。)

育成時間の内訳

  • 基本情報技術者 200時間
  • Oracle Master 50時間
  • SQL 60時間

基本情報技術者試験は情報処理のIT関連の業務に必要な基本的な知識や技能の習得を証明する資格になります。

自社でデータベースエンジニアを育成する際には資格は必要ないかもしれませんが基礎的なIT知識を身に着けるには必要になります。

基本情報技術者取得後はデータベーススペシャリストの資格にも挑戦しましょう。

データベースの設計、管理、運用のフェーズで役に立つ知識を多く学ぶことができます。

Oracle Masterはデータベースソフトウェアについて勉強をする資格となっております。

難易度はブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナに分かれており、基礎だけ勉強するのであればブロンズだけで50時間ほどかかります。

ランクを上げるごとにそれぞれの勉強時間が50時間ずつかかっていきます。

SQLはデータベースを操作・定義・制御するために必要になりますのでデータベースエンジニアを育成するのであれば不可欠な知識になります。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?

最近ではビッグデータの有効活用が注目されていますが、データの活用をするためにはまずデータを整理し、欲しいデータをすぐに取り出せるようにしなくてはなりません。

基礎知識を身に着けただけのデータベースエンジニアではデータの整理で精一杯になってしまうかもしれませんが、徐々に企業に合わせてどのデータが必要になるか自分で考えられるようになります。

そうすると必要なデータのみを保存するようにデータべーっすを管理するので無駄な費用の削減ができます。

ビジネスでデータがどのように役に立つのかを学べばデータベースエンジニアの役割も幅広くなり、意思決定にも影響を与えることができるようになるかもしれません。

最初からデータの整理だけではなくデータを用いて施策のまで任せたいと考えている方は、データの収集、分析、施策の立案を専門としているデータサイエンティストを採用することをお勧めいたします。

データサイエンティストについての記事も掲載していますので是非ご覧ください。

また自社のデータを守るためにはデータベースエンジニアの役割は不可欠です。

自社の安全なデータ管理のためにもデータベースエンジニアを採用してみてはいかがでしょうか?

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