IT人材の種類とは?分野別で分かりやすく解説

2022.06.28
  • 採用

1.IT業界について

IT人材を採用したいとお考えの採用担当者の方の中にも、どのようなIT人材の種類があるのかが分からず、採用活動でどの人材を採用するべきなのか整理できていない方もいらっしゃるかと思います。

IT技術を組み込んだ製品やインターネット上のサービスが普及して生活は便利になっていますが、IT業界の仕事の幅が広がり、職種について頭の中で整理ができないかと思います。今回の記事ではこのような方に向けてIT業界の大枠を理解してもらい、各分野でどのようなIT人材の種類があるのかを解説しております。

IT業界は大きくインターネット・webの分野、情報処理サービスの分野、ソフトウェアの分野、ハードウェアの分野の4つに分けることができます。

2.おおまかな仕事の分野とIT人材について

①インターネット・webの分野

インターネット・webの分野の仕事内容としてはサイトの制作、ネットワークの構築が挙げられます。

商品やサービスを紹介するためのサイトの制作や更新を依頼したい場合は下記のエンジニアに依頼をすると良いでしょう。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアはWebサイトのユーザーと直接データのやり取りを行うWebブラウザ側(クライアント側)をカスタマイズします。Webデザイナーのデザインを基に、普段サイトで目にする部分の構築やカスタマイズし、SEO対策、UIとUXを考慮し、利用しやすいサイトを設計します。

サイトのデザインを良くしたい場合や利便性の向上を図りたい場合にはフロントエンドエンジニアを採用しましょう。

フロントエンドエンジニアについてこちらの記事で詳しく解説しています。

サイトのシステム構築に必要なフロントエンドエンジニアとは?年収や仕事内容を解説!

https://dx.athlete.co.jp/information/frontend-engineer/

Webディレクター

Webディレクターはサイト制作の指揮を執るのが役割になります。

先ほどご紹介したフロントエンドエンジニア以外にもデザイナーやクライアントの間に立ち進行管理、品質管理をする人材も必要です。

サイトの制作が初めてで進め方が分からない場合や、大人数でのサイト作成となる場合まとめ役となるWebディレクターは必要不可欠です。

②情報処理サービスの分野

情報処理サービスの分野は企業にシステムを導入するために必要なサービスを提供する分野になります。

ハードウェアの選定からソフトウェアの開発・管理・保守だけでなく、企業が抱えている課題を見つけて分析し課題を解決する部分まで行うコンサルティングサービスを実施している人材もこの分野に該当します。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは経営者やITの責任者から課題のヒアリングを行い、システムの作成やツールの導入による課題解決の提案を行います。システムの構築を行うSEと連携するための幅広いプログラミングの知識だけではなく、経営者などにシステムの価値を提案できるようなコミュニケーション能力が求められます。またプロジェクトを進めていくにあたって必要な人材を集め、チームを作り、マネジメントを行います。システムが完成するまで進捗とクオリティの管理をするのもITコンサルタントの役割です。

ITコンサルタントについてこちらの記事で詳しく解説しています。経営の課題をITで解決するITコンサルタントとは?年収や役割を解説!

③ソフトウェアの分野

ソフトウェアとはハードウェアの動作の手順をまとめたものを言います。

ソフトウェア2種類に分けることができ、システム全体を管理するOSとOS上で動くアプリケーションソフトがあります。

アプリケーションソフトの作成をお考えの方が多いかと思いますが、下記の人材が必要になりますので確認しましょう。

プログラマー

プログラマーはシステムエンジニアが作成した仕様書に基づいて開発を行います。業務の一連の流れを分けて考えると要件分析、要件定義、基本設計、詳細設計、開発、テスト、運用・保守の順番になります。この過程の中でプログラマーが開発を行い、システムエンジニアがそれ以外のすべてのプロセスを担当します。

プログラマーについてこちらの記事で詳しく解説しています。システムの開発に必要なプログラマーとは?プログラマーの年収や仕事内容について解説!

システムエンジニア

システムエンジニアはソフトウェアの仕様書を作成するエンジニアになります。

ソフトウェアの仕様書を作成するにあたり、開発プロジェクトの管理、開発するチームメンバーの管理をします。また、どのようなソフトウェアを作成するのかという上流工程から関わっていきますので、経営者やソフトウェアを作成する責任者との連携をとる役目も果たします。そのためシステム設計の経験値だけでなく、コミュニケーション能力の高さも求められます。

システムエンジニアについてこちらの記事で詳しく解説しています。システムの設計に必要なシステムエンジニア(SE)とは?年収や仕事内容を解説!

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアはネットワークを構築、運用することを専門にしているエンジニアです。ソフトウェアについてだけでなく、オフィスに引いてあるケーブルなどパソコン内だけでなく、機器の設定や配置を考えます。またネットワークがつながらなくなってしまった際に対応をするのもネットワークエンジニアの仕事になります。

ネットワークエンジニアについてこちらの記事で詳しく解説しています。ネットワークを構築に必要なネットワークエンジニアとは?年収や役割を解説!

④ハードウェアの分野

ソフトウェアが無形のものだったのに対して、ハードウェアはコンピューターのシステム全体を構成する機器を指します。

ハードウェアにはパソコン以外にもスマートフォンや家電も含まれており、コンピューターで制御をする製品が増え続ける中、ハードウェアの分野でのIT人材の活躍の幅は広がり続けていると言えます。

組み込みエンジニア

組み込みエンジニアは家電や工場で使われるセンサーなどのコンピューターを制御する「組み込みシステム」を作成します。業務内容は幅広く、製品の企画、システム設計、ハードウェア/ソフトウェアの設計などの上流工程、実装、デバック、テスト、保守まで担当します。経験の浅い組み込みエンジニアは実装、デバック、テストのフェーズを任されることが多いです。

組み込みエンジニアについてこちらの記事で詳しく解説しています。製品にシステムを組み込むのに必要な組み込みエンジニアとは?年収や仕事内容を解説!

3.まとめ

IT業界が大きくインターネット・webの分野、情報処理サービスの分野、ソフトウェアの分野、ハードウェアの分野の4つに分かれており、それぞれの分野でどのような人材が活躍しているかご理解いただけたかと思います。

漠然とIT人材を採用し、自社のデジタル化を進めるのではなく、各分野にどのような人材がいるのかを整理してから自社の方向性に最もマッチしている人材を選んでいただければと思います。

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